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公表論文> 論文> 親プロセスと子プロセスにおけるAPIコール列の類似性に着目したマルウェア分析

英語タイトル Malware analysis focusing on similarity of API call sequences in parent and child processes
日本語タイトル 親プロセスと子プロセスにおけるAPIコール列の類似性に着目したマルウェア分析
著者
  1. Hidetoshi Nakamura(中村 英敏)
  2. Yoshiki Matsuda(松田 祥希)
  3. Kenichi Takahashi(高橋 健一)
  4. Takao Kawamura(川村 尚生)
論文誌 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集
ページ pp. 1063-1070
出版年 2022年10月
概要 インターネット利用の増加に伴い,マルウェアを用いたサイバー攻撃が増加している.このため,マルウェアのファミリー推定や,正規ソフトウェアとマルウェアの判別といった,マルウェア検知に向けた研究が行われている.これらの研究ではAPIコール列やシステム負荷などの特徴量が用いられているが,プロセスの親子関係に着目した研究はあまり行われていない.そこで本研究では,親プロセスと子プロセスにおけるAPIコール列の類似性に着目した分析を行った.APIコール列の類似性を分析するために,自然言語処理手法を用いて類似度を測定した.その結果,正規ソフトウェアとマルウェアとでは,親プロセスと子プロセスの類似性に違いがあることがわかった.また,得られた類似度を用いて,SVMによる正規ソフトウェアとマルウェアの判別を行った.
ファイル BibTeX PDF