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公表論文> 論文> モバイルエージェントのためのデバッグ環境の提案

日本語タイトル モバイルエージェントのためのデバッグ環境の提案
著者
  1. Shin Osaki( 尾崎 槙)
  2. Shinya Otagaki(太田垣 真也)
  3. Masayuki Higashino(東野 正幸)
  4. Kenichi Takahashi(高橋 健一)
  5. Takao Kawamura(川村 尚生)
  6. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 Proceedings of the Joint Agent Workshops and Symposium (JAWS 2013) / 合同エージェントワークショップ&シンポジウム2013(JAWS-2013)
ページ pp. 134-138
出版年 2013年9月
概要 モバイルエージェントシステムとはエージェントと呼ばれる自律的なプログラムがネットワーク上の計算機間を移動しながら動作するシステムである.モバイルエージェント技術はエージェントの移動という特徴により分散システムの設計において有効である.しかし,実社会においてモバイルエージェントシステムが普及しているとは言い難い.この原因の1つとして,エージェントの移動がモバイルエージェントシステムのデバッグを難しくしていることが挙げられる.モバイルエージェントシステムのデバッグでは,エージェントの移動により様々な問題が発生する.しかし,エージェントの移動に十分に対応したデバッガは提案されていない.そこで本研究では,モバイルエージェントシステムのデバッグの困難性を解決するために,エージェントの検索機能,システム内に存在するエージェントを一意に識別する機能,移動するエージェントに対するブレークポイント機能とステップ実行機能,及びエージェントとノードとの間の通信ログ管理機能を持ったモバイルエージェントシステムのためのリモートデバッガを開発する.エージェントの移動に対応したデバッガを開発することで,モバイルエージェントシステムのデバッグの困難性を解決する.
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