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公表論文> 論文> 乾燥地における作物生育の安定化に向けた農家による降雨量データの集積と作物収量予測のためのモバイルアプリケーションの検討

日本語タイトル 乾燥地における作物生育の安定化に向けた農家による降雨量データの集積と作物収量予測のためのモバイルアプリケーションの検討
著者
  1. Masaya Motoda(元田 匡哉)
  2. Masayuki Higashino(東野 正幸)
  3. Takao Kawamura(川村 尚生)
  4. Katsuya Kondo(近藤 克哉)
  5. Mitsuru Tsubo(坪 充)
論文誌 情報処理学会研究報告
2020-MBL-97
1
ページ pp. 1-5
出版年 2020年11月
概要 乾燥地では乾燥・高温による作物の生育障害のために食糧供給の多くを輸入に依存している場合がある.そのような地域では安定的かつ自立した作物栽培が重要な課題となっている.安定的かつ自立した作物栽培には作物の収量予測やそのための雨量計測が重要となるが,発展途上国では雨量計測のインフラが未整備のため,それらを行うことが難しい状況にある.そこで本研究では,農家自身が手作りの雨量計を用いて測定した降雨量や位置情報などを入力情報として収量予測の出力情報を提示するモバイルアプリケーションを検討する.本アプリケーションを搭載したモバイル端末により,降雨量などのデータをサーバへ集積し,その集積データから作物収量予測を求めて農家に提示できることになり,乾燥地における根拠に基づいた作物栽培の実現と作物生産の安定化が期待できる.
ファイル BibTeX PDF