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公表論文> 論文> 仮名化による個人情報の保護に配慮したパブリッククラウド型フィッシングメール対応訓練システムの運用と今後の展開

日本語タイトル 仮名化による個人情報の保護に配慮したパブリッククラウド型フィッシングメール対応訓練システムの運用と今後の展開
著者
  1. Masayuki Higashino(東野 正幸)
  2. Toshiya Kawato(川戸 聡也)
  3. Motoyuki Ohmori(大森 幹之)
  4. Takao Kawamura(川村 尚生)
論文誌 情報処理学会研究報告
2018-CSEC-80
19
ページ pp. 1-6
出版年 2018年2月
概要 近年,フィッシングメールが脅威となっており,フィッシングメールに対する模擬訓練が多くの組織で実施されている.訓練を実施するための情報システムにおいては,訓練用のフィッシングサイトで訓練対象者からのアクセスログを分析し,管理画面で訓練対象者の訓練状況を把握できるシステムがあるが,訓練対象者のメールアドレス,氏名,所属等の個人に関する情報を集積している場合が多く,これは情報漏洩のリスクを高めることに繋がる.本稿では,仮名化により訓練対象者の個人に関する情報の管理主体を分離することで,システムに保存する情報量を低減し,個人情報の漏えい対策を講じることが可能な訓練システムの開発と運用について報告するとともに今後の展望を述べる.
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