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公表論文> 論文> モバイルエージェントシステムのデバッグに関する研究の展望

英語タイトル A View of Debugging for Mobile Agent System
日本語タイトル モバイルエージェントシステムのデバッグに関する研究の展望
著者
  1. Masayuki Higashino(東野 正幸)
  2. Taku Nadamoto(灘本 拓)
  3. Kenichi Takahashi(高橋 健一)
  4. Takao Kawamura(川村 尚生)
  5. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 Proceedings of the Joint Agent Workshops and Symposium (JAWS 2015) / 合同エージェントワークショップ&シンポジウム2015(JAWS-2015)
ページ pp. 185-186
出版年 2015年10月
概要 モバイルエージェントとはネットワークに接続された計算機間を移動できる自律的なソフトウェア部品である.複雑な分散システムをモバイルエージェント同士の協調により実現することで,人間が理解しやすい人間社会のようなモデルで設計可能となることから,モバイルエージェントは分散システムの構築技術として有用性が示されてきた.しかし,モバイルエージェントは,分散システムの設計が容易になる一方で,遠隔地の計算機へ移動して自律的に動作することから,何処で何をしているのかといった実際の動作の把握が難しく,システムのデバッグが難しいという問題がある.本稿では,モバイルエージェントのデバッグの困難性の分析し,その困難性を軽減するための動的なデバッグ手法について考察する.モバイルエージェントのデバッグの困難性が軽減されることで,より高度な分散システムの開発が可能になることが期待できる.
ファイル BibTeX PDF