日本語タイトル | モバイルエージェント技術によるウェブサービスのマイクロサービスアーキテクチャ化に関する一考察 |
---|---|
著者 | |
論文誌 | Proceedings of the Joint Agent Workshops and Symposium 2017 (JAWS 2017) / 合同エージェントワークショップ&シンポジウム2017予稿集(JAWS 2017) |
巻 | |
号 | |
ページ | pp. 344-345 |
出版年 | 2017年9月 |
概要 | リリースしたウェブサービスにどの程度の需要が発生するかを予測することは難しい問題である.高い需要が発生している場合,メンテナンスに伴うウェブサービス全体の停止は,機会損失につながる可能性があるため,可能な限り停止する機能を小さく局所化することが有効である.このような背景からマイクロサービスと呼ばれるアーキテクチャが普及しつつある.しかし,ウェブサービスのリリース期における小中規模なシステム開発においてはマイクロサービスのアーキテクチャの採用は開発コストを高める可能性がある.一方で,ウェブサービスの普及期においてはシステムの変更容易性が重要になりマイクロサービスの優位性が高まる.小中規模向けのウェブサービスのフレームワークは開発効率を優先したモノリシックなアーキテクチャである場合が多く,マイクロサービスへの移行が難しいという課題がある.そこで本稿ではモバイルエージェント技術を用いてモノリシックなウェブサービスをマイクロサービスへ容易に構造変更できるフレームワークの実現方法について考察する. |
ファイル | BibTeX |