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公表論文> 論文> 人物追跡システムにおける局所化された隣接関係の計算

日本語タイトル 人物追跡システムにおける局所化された隣接関係の計算
著者
  1. Tappei Yotsumoto(四元 辰平)
  2. Kozo Tanigawa(谷川 浩三)
  3. Miki Tsuji(辻 美希)
  4. Kenichi Takahashi(高橋 健一)
  5. Takao Kawamura(川村 尚生)
  6. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 The Transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers / 電子情報通信学会論文誌
J99-D
5
ページ pp. 468-477
出版年 2016年5月
概要 モバイルエージェントによる人物追跡システムでは,モバイルエージェントが追跡対象人物の移動に併せて監視ノードを移動することで,人物の自動追跡を実現する.我々はカメラの隣接関係を計算することで,追跡対象人物が次に出現する可能性のあるカメラを絞り込む仕組みを提案してきた.しかし,従来手法は撮影範囲の変更やカメラの追加と削除が発生したときにシステム内の全ての隣接関係を計算し直さなければならないという問題があった.本論文では隣接する可能性のある局所化されたカメラの情報をもつカメラの間で隣接関係を計算することで,カメラの撮影範囲の変更やカメラの故障,システムの追加拡張に柔軟に対応できる手法を提案する.本手法を適用することでシステム内の全てのカメラの情報をもつ必要がなくなり,頑健性の高い人物追跡システムを実現できる.
ファイル BibTeX