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公表論文> 論文> 多数のセンサとSVMを用いた家電の電源制御システム

英語タイトル Power Supply Control System Using SVM Classification Of Many Environmental Sensors
日本語タイトル 多数のセンサとSVMを用いた家電の電源制御システム
著者
  1. Tomoki Hashimoto(橋本 知樹)
  2. Toshihiko Sasama(笹間 俊彦)
  3. Takao Kawamura(川村 尚生)
  4. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 電気・情報関連学会中国支部第66回連合大会講演論文集
ページ
出版年 2015年10月
概要 近年,地球温暖化や化石燃料の枯渇が問題視され, 限りあるエネルギーの使用料削減やエネルギー利用に伴う環境負荷削減を目的とした省エネが必要とされている. そこで本研究室では多機能コンセントシステムを開発した. これは,スマートタップと同様に家電とコンセントの間に接続するものであり,無線通信と電流センサに加え,温度センサ,光センサ,赤外線センサを搭載している. それらのセンサから取得したデータをSVMに学習させ,SVMが識別した生活パターンに適した電源制御を行うことで消費電力の削減を目的とする. 実際に一般家庭の電力を節電するにあたって,ユーザの部屋にセンサを設置し,そのセンサ値にラベルを付与し,SVMに学習させることによって,ユーザの状況が識別できる.その識別結果に応じた電源管理を行えば,電力の節電が見込める. 在室時にactive,就寝時や不在時のセンサデータにnon-activeのラベルを付与し,SVMに学習させユーザの状況を識別させた.また不在や就寝の判定時に家電の電源を遮断することで待機電力を削減することができた.
ファイル BibTeX