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公表論文> 論文> Chameleon: 多様な状況下の機器指定を実現する複数インタラクション統合技術

英語タイトル Chameleon: Seamless Integration of Multi-Interaction that Realizes Identification of Devices under Various Situations
日本語タイトル Chameleon: 多様な状況下の機器指定を実現する複数インタラクション統合技術
著者
  1. Masaki Ito(伊藤 昌毅)
  2. Katsuya Hashizume(橋爪 克弥)
  3. Kyohei Kawada(河田 恭兵)
  4. Naoya Namatame(生天目 直哉)
  5. Tomotaka Ito(伊藤 友隆)
  6. Kazuhiro Imura(井村 和博)
  7. Kohei Saijo(西條 晃平)
  8. Jin Nakazawa(中澤 仁)
  9. Kazunori Takashio(高汐 一紀)
  10. Hideyuki Tokuda(徳田 英幸)
論文誌 IPSJ Journal / 情報処理学会論文誌
52
4
ページ
出版年 2011年4月
概要 本論文では,スマートフォンを利用しホームネットワーク機器の連携を制御するシステム「Chameleon」を開発し,制御対象機器の指定手法を中心に評価する.ネットワーク接続可能な機器が一般化し,家庭においても複数の機器を連携させてサービスを利用することが拡がりつつある.こうした状況で,ネットワークで接続された部屋内の機器,自宅や職場におかれた機器などから,どの機器を利用するか指定する操作が必要となる.この指定操作を,Chameleonでは「触れる」「写真を撮る」「振る」「写真を選ぶ」「周辺を探す」の5つの直感的インタラクション手法を統合し提供する.これらの手法を使い分けることで,ユーザと対象機器との距離などが異なっている場合でも,関係に応じた適切な機器指定を実現する.ユーザの操作を簡便にし,システムのセットアップの煩雑さを避けるため,ユーザのインタラクション手法の明示的な指定を不要にし,複数コードを統合したマルチインタラクションコードの自動発行によるセットアップの簡略化を実現した.本論文では,ChameleonのプロトタイプをiPhone 3Gを用いて実装し,本提案技術の有効性を実証した.
ファイル BibTeX