トップページ | ログイン

公表論文> 論文> 話者方向推定機能を持つパノラマカメラのハードウエア実現について

英語タイトル Hardware Realization of Panoramic Camera with Direction of Speaker Estimation Function
日本語タイトル 話者方向推定機能を持つパノラマカメラのハードウエア実現について
著者
  1. Toru Uesugi(上杉 徹)
  2. Takao Kawamura(川村 尚生)
  3. Tadaaki Shimizu(清水 忠昭)
  4. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 第9回IEEE広島支部学生シンポジウムCDROM論文集
ページ
出版年 2007年11月
概要 我々は会議会場全体を表示するために,3つのNTSCビデオカメラを用いて撮影した映像から生成したパノラマ映像と,話者を映している映像を合成したものを出力するテレビ会議用ビデオカメラを開発している.このような装置を構成する際には,話者方向推定手法と複数領域抽出手法が重要な機能として挙げられる.特定領域を抽出する方法として,通常の動的輪郭モデルを用いた場合には単一の領域しか抽出できない.従って,抽出対象が複数である場合でも対応できるように,従来の動的輪郭モデルの閉曲線を分裂させることにより,複数の特定領域を抽出することを考える.本研究では,音声による話者方向推定から3つのカメラのうち話者を含んでいるカメラを選択し,選ばれた映像に対して分裂する動的輪郭モデルを適用し,複数の顔領域を抽出する.そして,会議風景のパノラマ映像と,話者の拡大映像を表示するシステムをFPGAを用いて,そのハードウエア実現を試みた.
ファイル BibTeX PDF