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公表論文> 論文> 動的輪郭モデルを用いた読唇母音認識システムのハードウエア実現について

英語タイトル Hardware Realization of Vowel Recognition System by Lip-Reading Method Using Active Contour Models
日本語タイトル 動的輪郭モデルを用いた読唇母音認識システムのハードウエア実現について
著者
  1. Satoru Nakamura(中邨 覚)
  2. Takao Kawamura(川村 尚生)
  3. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 第8回IEEE広島支部学生シンポジウム論文集
ページ pp. 165-168
出版年 2006年11月
概要 工場内などの高雑音環境下でも,製造装置や搬送用ロボットなどを制御したい場面がある.発話時の唇形状を認識する,いわゆる読唇手法は周囲の雑音の影響は全く無く,利用者が特別な訓練をする必要がないなど,有利な点があり有効な手法のひとつと考える.本稿では読唇母音認識システムとして,唇領域抽出から母音認識までの処理をハードウエアとして実現することを考える.動的輪郭モデルを用いて唇領域を抽出し,唇の大きさの変化に対応できるように正規化を行う.そして,認識には3層型ニューラルネットワークを用いる.ハードウエア化することにより高速な実時間処理とシステムの小型化に成功した.実験では約72%の認識率を得ることができ,有効性を確認した.
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