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公表論文> 論文> ハードウエア実現した動的輪郭モデルによる唇の外側および内側の形状抽出について

英語タイトル Hardware Realization of Active Contour Model and its Application for Outer and Inner Lip Shape Extraction
日本語タイトル ハードウエア実現した動的輪郭モデルによる唇の外側および内側の形状抽出について
著者
  1. 佐々木 悠介
  2. Takao Kawamura(川村 尚生)
  3. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 第3回情報科学技術フォーラム一般講演論文集
ページ pp. 259-261
出版年 2004年9月
概要 本稿では高雑音下でのロボットなどのシステムの制御に,読唇手法を用いるための手法について検討する.読唇の際,発話時の唇形状の抽出には,動的輪郭モデルをハードウエア化したものを用いる.動的輪郭モデルでは画像を記録しているメモリとのアクセスが他の手法に比べ極端に少なくて済むため,高速な動作が可能であり,組み込み型のシステムに向いているなどの特徴がある.しかし他の手法と同様に,唇以外の部分,例えば鼻やあごの部分を唇の一部としてとらえてしまうなどの誤動作もあり,これが正確な読唇を行う際の妨げとなっていた.本稿では,同じ顔画像に動的輪郭モデルを2回適用することにより,唇の外側と内側の形状を抽出しそれによる読唇手法を提案する.実験結果によりその有効性を確認する.
ファイル BibTeX PDF