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公表論文> 論文> FFTを用いたパノラマ映像生成について

英語タイトル On the Panorama Image Generation based on FFT Technique
日本語タイトル FFTを用いたパノラマ映像生成について
著者
  1. Ryo Yonemoto(米本 良)
  2. Toru Uesugi(上杉 徹)
  3. Takao Kawamura(川村 尚生)
  4. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 第5回情報科学技術フォーラム一般講演論文集
ページ pp. 287-290
出版年 2006年9月
概要 最近ではネットワークの通信速度の高速化や高性能の映像撮影装置の低価格化に伴い,テレビ会議が開催される場面が増えてきている.ところが現在のテレビ会議では,1台のビデオカメラで会場全体を撮影するのが通常である.このため,撮影された映像から話者の表情を読み取ることが困難であるなどの問題がある.この問題を解決するためには,複数台のビデオカメラで会場全体の映像と話者の映像を別々に撮影する方法があるが,複数のビデオカメラを用意するにはコストがかかる上にその切替操作には人手がかかるなどの問題が出てくる.そこで,我々は会議会場全体の映像を表示するために,3つのNTSCビデオカメラを用いて撮影し結合したパノラマ映像と,話者を映している映像をカメラ内部で合成したものを映像信号として出力するテレビ会議用ビデオカメラを開発している.このような装置を構成する際には,話者追従の手法と共に複数の映像からのパノラマ映像の合成手法が重要な機能として上げられる.本稿では,パノラマ映像を合成する手法として,Alistair J. Fitchらが提案したFast Robust Correlation手法を取り上げそのハードウエア実現について述べる.
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