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公表論文> 論文> 動的輪郭モデルを利用した読唇母音認識システムの開発について

英語タイトル Development of Vowel Recognition System by Lip-Reading Method Using Active Contour Models
日本語タイトル 動的輪郭モデルを利用した読唇母音認識システムの開発について
著者
  1. Satoru Nakamura(中邨 覚)
  2. Takao Kawamura(川村 尚生)
  3. Kazunori Sugahara(菅原 一孔)
論文誌 第5回情報科学技術フォーラム一般講演論文集
ページ pp. 353-356
出版年 2006年9月
概要 工場内など高雑音環境下でも,製造装置や搬送用ロボットなどを制御したい場面がある.発話時の唇形状を認識する,いわゆる読唇手法では周囲の雑音の影響はまったくなく,使用する人が特別な訓練をする必要がないなどの有利な点があり有効な手法のひとつと考える.本稿では読唇母音認識システムとして,唇領域抽出から母音認識までの処理をハードウエアとして実現することを考える.動的輪郭モデルを用いて唇領域を抽出し,唇の大きさの変化に対応できるように正規化を行う.そして,認識には3層型ニューラルネットワークを用いる.ハードウエア化することにより高速処理とシステムの小型化に成功した.実験では約72%の認識率を得ることができ,有効性を確認した.
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